障害者施設で働く魅力は、あまりストレスなく働ける点です。

施設を利用する人には打算などがほとんどありません。
そのため、お客様である利用者に対してストレスを溜めることが少ないでしょう。
打算がないことに慣れるまでは勘ぐってしまうかもしれませんが、慣れてしまえば気持ちが楽になります。
ただし、利用者のことを理解するまでは、余計な気遣いをしてしまうでしょう。
その時間を経ることで理解度が深まり、理解できればさらに働きやすい環境になります。

また、問題や行事に一丸となって取り組むことが多いので、チームで仕事を分散します。
一人に片寄った仕事量にならないことが特徴です。
そのような仕事の仕方でも、助け合いの精神が強く働くことが多いです。
足りない部分を補い合うというのは、困ったときに助けてもらえることにつながっています。
仕事で苦しいときにはヘルプを出せば、他の誰かが救いの手をさしのべてくれるでしょう。

もう1つ働きやすい特徴として、時間が決まっていて規則的な生活ができる点です。
基本的に障害者施設で時間外労働は多くありません。
特別なときや問題が起こったときなどを除けば、定時に帰れることが多いです。
プライベートを充実させたい人にとっては、この点はメリットでしょう。
また、シフトで働く時間が決まっているために、一ヶ月のスケジュールが立てやすいです。
急にシフトが変わるということは希ですので、休日の過ごし方は一ヶ月先まで決めることができるでしょう。