障害者施設は、障害を持っている方が、生活における介護や自立に向けた訓練、そして就労に向けた支援などを行う施設です。
基本的には「身体障害者」「知的障害」「精神障害」の障害を持った方が対象となっています。
障害の種類や重度のレベルによって支援する内容も変わり、基本的には3つのサービスを受ける事ができます。
それは「生活介護」と「就労支援介護」そして「その他の余暇活動介護」です。
「生活介護」では、デイサービスの様に日中、障害者の方の活動をサポートする事が目的であり、体操や散歩などを一緒に行う事が主なサービス内容となります。
「就労支援介護」は障害者の就職活動をサポートする事が主な業務内容です。
この支援には大きく分けて2種類あり、健康な人とほぼ変わらず一般的な就職を行う事への支援と、一般的な就職が難しいが、補助がある事が条件で仕事が行える場合の支援の2つです。
この場合、障害者の方がどちらの支援が適正なのかを見極める必要があります。
「その他の余暇活動の介護」では、障害者の方が遊びに行きたい場所に同行し、余暇を楽しむ為のサポートを行う事が主な内容です。
障害者施設に入所するに条件を満たしている必要があります。
生活介護を受けており障害支援区分が4以上である事、そして自立訓練または就労移行支援を受けおり入所後においても障害に適した訓練を受ける事が条件です。
条件には施設毎に判断基準などが異なる場合もあるので注意が必要になります。